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難関と言われている保育士試験ですが、どんな問題が出題されるのでしょうか?
保育士試験の科目について理解しておくことは、合格への第一歩とも言えます。
今回は、保育士試験の科目について、そして要注意科目について解説します。
保育士試験の科目を徹底解説!要注意の落とし穴とは?
保育士試験は科目数が多く、出題範囲が広いのが特徴です。
まずは各科目でどんな問題が出されるのかを知っておきましょう。
保育士試験にはどんな科目がある?
保育士試験には筆記試験と実技試験があります。
それぞれ異なる科目が出題されます。
筆記試験
- 保育原理
- 教育原理
- 社会的養護
- 子ども家庭福祉
- 社会福祉
- 保育の心理学
- 子どもの保健
- 子どもの食と栄養
- 保育実習理論
筆記試験では上記の9科目の受験が必須です。
保育園で働く際に必要な食育や保健の知識を問われることはもちろん、子どもを取り巻く社会福祉や家庭福祉、歴史なども出題されます。
小・中・高の授業で習うような内容も一部含まれますが、改めて勉強する必要がある科目が多いと言えるでしょう。
実際の試験問題を見たい場合は、全国保育士養成協議会のホームページに過去の問題が掲載されているので、そちらをチェックしてみましょう。
実技試験
- 音楽に関する技術
- 造形に関する技術
- 言語に関する技術
筆記試験に合格すると実技試験の受験に進みます。
実技試験は3科目の中から2科目を選んで受験することができます。
自分の得意なジャンルを選択できるので、対策もしやすいですね。
各実技試験の内容については、下記の記事で詳しく解説しています。
保育士試験の「音楽」をクリアするには?過去問から合格の鍵を探る
保育士試験の「造形」をクリアするには?過去問から見る突破方法
要注意のニコイチ科目
筆記試験は9科目全てへの合格が必要ですが、中でも要注意なのが教育原理と社会的養護の2科目です。
この2科目はニコイチ科目とも呼ばれていて、同じ試験で2科目とも合格する必要があります。
保育士試験では、合格した科目は3年間の有効期限があるため、何回かに分けて受験し、全ての科目への合格を目指す人もいますが、教育原理と社会的養護だけは同時の合格が必須です。
この2科目は同時に勉強するよう注意しましょう。
保育士試験への合格を目指すには?
保育士試験に合格するためには、効率良く勉強することが欠かせません。
筆記試験の対策には、次の方法を参考にしてみてください。
9科目を4分野に分けて勉強する
9科目は近い分野を4つに分類しておくと、内容の整理がしやすく勉強をスムーズに進められます。
この方法ならニコイチ科目も一緒に勉強を進められますよ。
勉強の進め方はおすすめ学習法のページでも詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
どの科目もインプットから
初めて保育士試験の勉強をする場合は、まずは科目ごとにインプットから始めましょう。
その科目でどんな内容が出題されるのかを理解して、ポイントを押さえていきます。
インプットができたら、演習問題や過去問題を解いてアウトプットもしっかり行います。
インプットとアウトプットを繰り返すことで、頭に知識が定着しますよ。
試験日は必ず決めておくこと
自分がいつ保育士試験を受験するのかは勉強を始める前に決めておくと◎。
試験日程が決まると、勉強のスケジュールも組みやすいですし目標に向けて努力しやすくなります。
保育士試験は前期試験と後期試験の年2回行われます。
次回の試験日程を確認しておきましょう。
苦手科目をなくして合格を目指そう
9科目の中には苦手な科目もあるかもしれませんが、保育士試験では全科目で6割以上の点数が必要です。
どの科目も合格点に到達できるよう学習を進めましょう!