
保育士試験にはできれば一発で合格したいと考えている人も多いのではないでしょうか?
スケジュールを組んで効率良く勉強を進めれば、一発合格は不可能ではありません。
今回は保育士試験への一発合格を目指す人向けのアドバイスをまとめました。
一発合格で保育士を目指すには?保育士試験の勉強方法を解説
学校に行って長期間勉強するのは難しいという人や、早く保育士として働きたいという人が保育士になるには保育士試験への合格が一番の近道です。
ただし、簡単な道のりではありません。
一度の試験で合格を目指す人は保育士試験の概要や、勉強方法をしっかりと理解して対策しましょう。
試験のチャンスは年2回
保育士試験は前期試験と後期試験の年2回実施されます。
いつ試験が行われるのかを把握するとともに、自分がいつの試験を受けるのか決めておくことが大切です。
試験日を決めたら、その日から逆算して勉強のスケジュールを組み立てましょう。
筆記試験は9科目の合格が必須
保育士試験に合格するには9科目全てで合格ラインの6割をとる必要があります。
一度の試験で合格するためには、9科目を効率良く対策しましょう。
勉強期間はどのくらい必要?
一発合格を目指す人が気になるのが、一体どのくらいの勉強時間が必要なのかということですよね。
短すぎても勉強時間が十分にとれないし、長すぎるとせっかく勉強したことが抜けてしまったり、気持ちがゆるんでしまいます。
初めて保育士試験の勉強をする場合、9科目の学習時間の目安として、合計150時間と考えておきましょう。
150時間の内訳は、知識を習得するインプットを40時間〜、演習問題や過去問を解くアウトプットを110時間〜のイメージです。
今のライフスタイルと照らし合わせて、一日に何時間勉強できるか、一週間で何時間勉強できるのかを考えてみてください。
一発合格を目指すスケジュールの組み方は?
勉強時間は150時間が目安とお伝えしましたが、例えば一週間に10時間の勉強時間を確保すると、15週間(約4か月)に相当します。
受験申請の手続が行われる時期(前期12~1月、後期6~7月)に学習を始めれば、次の試験(前期4月、後期10月)に受験ができます。
ただし4か月は最低でも必要な期間です。
勉強が苦手な人や、仕事や家庭が忙しい人はもう少しゆとりを持ってスケジュールを組んでみても良いかもしれません。
詰め込む勉強方法は避ける!
ここまでお伝えした通り、保育士試験の一発合格には勉強時間の確保が欠かせません。
徹夜や短期間で詰め込む勉強方法では太刀打ちができない試験です。
仕事の日は最低でも◯ページ進める、休みの日は◯時間以上勉強するなど、目標を決めながら試験日まで勉強をルーティンにして、継続して勉強を進めることを心がけましょう。
教材は何を選ぶべき?
保育士試験の教材は自分に合ったものを選ぶことが重要です。
使いやすい教材は勉強もはかどりますし、効率もアップします。
机に向かうことが苦手な人や、本を読むことが苦手な人は、パソコンやスマートフォンで勉強ができるeラーニングがおすすめです。
筆記試験の次は、実技試験の対策も
筆記試験が終わったら、結果が出る前に実技試験の対策を始めましょう。
せっかく筆記試験に合格できても実技試験をクリアできなければ保育士資格は取得できません。
一発合格で保育士を目指そう!
保育士試験に一発合格するのは決して簡単ではありません。
しかし不可能でもありません。
しっかりとスケジュールを組んで、自分に合った教材と勉強方法で対策をして一発合格を目指しましょう。