保育士試験は範囲が広く科目数も多いため、合格するには効率良く勉強する必要があります。
特に、初めて受験する人は、保育士試験について理解を深めてポイントを押さえて対策をしましょう。
今回は、保育士試験に初めて挑戦する人にお伝えしたい、筆記試験の勉強のポイントをご紹介します。
保育士試験の対策はこうする!実践したい5つのポイント
対策を始める前に、必ず受験の日程を決めておきましょう。
保育士試験は前期と後期の年2回、筆記試験は2日間かけて行われます。
受験日程を決めることで、目標の設定と試験対策のスケジュールを組むことができるので、先に申し込みを済ませてしまいましょう。
ではさっそく、試験対策のポイントを解説していきます。
(1)科目を4つにわけて効率良く!
保育士試験の筆記は9科目あります。
9つの科目は、近い分野を4つに分けると頭の整理もしやすく学習がスムーズです。
原理系、福祉系、子育て系、保育所・子ども福祉施設についての4つに分けて、勉強する順番を決めておきましょう。
(2)初めての人はまずはインプットから
初めて保育士試験を受ける場合は、まずは教材で知識をつける”インプット”から行いましょう。
筆記試験は各科目100点満点中60点を取る必要があります。
インプットでは漏れなく基本から丁寧に勉強することを心がけましょう。
要点をノートにまとめるのってどうなの?
保育士試験の勉強をするときに自分の覚えておきたいポイントをノートなどにまとめるという人もいますが、自分にとって知識が定着しやすい勉強方法ならOKです。
ただし、保育士試験は幅広い範囲の勉強をする必要があるため、自分でノートにまとめる時間をとるよりも、要点がまとめられた教材を選ぶ方が効率的です。
迷ったときにすぐに答えを探すことができる教材や、苦手な箇所を集中して確認できる使いやすい教材を探してみましょう。
ノートまとめはどうしても時間がたくさん必要なので、時間が経つことでインプットできていないのに勉強したつもりになることは避けましょう。
(3)問題を解いてアウトプット
知識をインプットしたら、必ずアウトプットも行いましょう。
人間の脳はインプットとアウトプットを繰り返すことで記憶として定着します。
一問一答や過去問などの問題を解くことでアウトプットを行い、ミスした問題は放置せず正解するまで解き続けましょう。
本試験では過去問と全く同じ問題がでる可能性はゼロに近いので、過去問で80点以上を目標に試験対策を進めましょう。
(4)苦手分野と得意分野を見つける
勉強を進める中で、得意な科目と苦手な科目が見えてくるはずです。
苦手な問題は集中して勉強する時間をとるなどして対策しましょう。
また、得意な分野だからと言って一度勉強してそのまま放置するのではなく、1日5分だけでも復習の時間をとると安心です。
保育士試験は勉強する範囲が広いので、覚えたことを忘れてしまわないように注意しましょう。
(5)保育士試験本番の練習も欠かさずに
初めての人が保育士試験の対策で欠かせないのが、試験当日の練習です。
保育士試験の本番では1科目1時間、1日4〜5科目を受験します(教育原理と社会的養護の試験時間は各30分)。
まずは過去問を1時間以内でこなすことができるか時間を計りながら解いてみましょう。
また、保育士試験当日は集中力を保つことも大切です。
1科目1時間+休憩30分を1セットを5科目分連続して解くことができるように準備しましょう。
初めての保育士試験は効率良く勉強して対策を
今回は、初めて保育士試験を受験する人向けに、筆記試験の対策のポイントをご紹介しました。
自宅で学習を進める人こそ要点を押さえて効率よく勉強することが大切です。
自分にとって使いやすい教材を見つけて、合格をめざしましょう。