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保育士試験の科目の中でも難関とされているのが教育原理です。
”ニコイチ科目”とも呼ばれていて、合格を目指すためには他の科目と合わせて効率良く勉強を進める必要があります。
今回は、保育士試験の教育原理の対策方法をご紹介します。
目指せ一発合格!保育士試験の教育原理を徹底攻略
保育士試験を受験した人の中には、教育原理が原因で不合格になってしまったという人もいるほど難関です。
まずは教育原理の試験概要をしっかりと理解しておきましょう。
教育原理の出題範囲
全国保育士養成協議会のサイトによると、保育士試験の教育原理の試験内容は大きく分けて下記の5つです。
- 教育の意義、目的及び子ども家庭福祉等との関連性
- 教育の思想と歴史的変遷
- 教育の制度
- 教育の実践
- 生涯学習社会における教育の現状と課題
法律に関する内容から歴史に関連する内容まで幅広く出題され、中学や高校で勉強する世界史のような内容もあります。
なお、こちらの情報は保育士試験を受ける人向けに全国保育士養成協議会のサイトにより詳しく掲載されています。
合格には何点必要?
教育原理に合格するには50点満点中の30点以上が必要です。
また、福祉系科目の社会的養護と同時に合格点をとる必要があります。
(※保育士試験では9科目とも合格しなければ実技試験に進むことができません。)
教育原理の出題形式は?
保育士試験の教育原理はマークシート方式です。
問題に対して5つの選択肢が準備されているため、そこから正しい解答を選択します。
マークシート方式であるため、わからない問題はとにかく勘でも良いので解答をしましょう。
教育原理の例題は?
保育士試験の過去問題が全国保育士養成協議会のサイトで公開されています。
問題形式や雰囲気を掴むためにも、こちらは確認しておくのがおすすめです。
ニコイチ科目をクリア!教育原理の対策方法
保育士試験は出題範囲が広く、すべての科目で合格点を取る必要があるため、効率良く勉強を進める必要があります。
ここからは、教育原理の勉強のポイントをご紹介します。
2科目まとめて学習を進める
教育原理は、社会的養護と2科目で1科目となるいわゆるニコイチ科目です。
同じ試験で2科目ともそれぞれ6割以上正解する必要があります。
出題範囲の広い保育士試験では、2回の試験で筆記合格を目指すという人もいますが、教育原理と社会的養護は同時期に勉強して受験するようにしましょう。
インプットとアウトプットを繰り返す
新しい知識を定着させるには、インプットだけでなくアウトプットすることが大切です。
テキストを読んで試験内容を理解したり解答を覚えるだけでなく、問題演習を行う・過去問題を解くといったアウトプットを行いましょう。
アウトプットとして問題を解くことで自分の苦手部分がわかるようになります。
間違った問題は、もう一度正しい内容をインプットしてから正解するまで解くという風に繰り返しましょう。
法令条文は穴埋め問題対策を!
教育原理では、日本国憲法、教育基本法、学校教育法、児童憲章、児童の権利に関する条約、保育所保育指針、幼稚園教育要領などから条文穴埋め問題が出題されています。
すべてを暗記するのは難しいですが、何度も繰り返し条文に目を通しておくと試験のときに自信を持って解答できるでしょう。
人物は名前以外も覚える
教育原理では人物名がたくさん出題されます。
単に名前を覚えるだけではなく、人物名と関連するキーワードをつなげて覚えましょう。
名前をネットで検索すると顔写真が出てくる人物もいますので、参考にして視覚で覚えてみるのも良いかもしれません。
時事問題は過去問には載っていない
教育原理では過去問題の演習ではカバーできない時事問題が出題されます。
ニュースの教育問題などに耳を傾けたり、文部科学省のホームページをこまめにチェックすると良いでしょう。
文部科学省のホームページでは教育に関するキーワードが表示されますので、のぞいて見てください。
その他にも、諸外国の教育統計からもよく出題されますので注意深くチェックしておきましょう。
教育原理を攻略して保育士試験に合格しよう!
教育原理と社会的養護はどちらかを落としてしまうと、2科目とも不合格になってしまいます。
2科目一緒に合格できるように勉強を進めましょう。
また、筆記試験だけでなく実技試験も合格して初めて保育士資格の取得ができます。
一発合格を目指して保育士試験を攻略しましょう。